この記事は、「アートをもっと身近に」をコンセプトのartgraph.が、店長マツムラの視点から執筆しています。一枚のアートで、あなたの毎日がもっと豊かになる。そんなお手伝いができれば幸いです。
「なんだか部屋が物足りない…」「おしゃれなインテリアにしたいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな風に感じたことはありませんか?そのお悩み、一枚の「アートポスター」が解決してくれるかもしれません。
こんにちは!artgraph.jp店長の松邑です。私たちは、プロの写真家やクリエイター向けに「美術館品質」のプリントサービスを提供する株式会社PHOTOPRIを母体としており、その技術を活かして、誰もが気軽に楽しめるアートポスターを制作・販売しています。
この記事では、アート選びのプロである私の視点から、初心者の方でも絶対に失敗しないアートポスターの選び方から、お部屋を格上げする飾り方のコツまで、徹底的に解説していきます。もう「何を選べばいいの?」と迷うことはありません。あなただけの一枚を見つけて、理想の空間づくりを始めましょう!

1. 「アートプリント」と「アートポスター」の違いって?品質で選ぶなら、知っておきたい基本
よく「アートプリント」という言葉を耳にしますが、これは実はとても広い意味を持つ言葉です。リトグラフやシルクスクリーンなどの版画から、一般的な印刷ポスターまで、すべてがアートプリントに含まれます。
しかし、インテリアとして「手軽に、でも高品質なアート」を飾りたいと考えたとき、皆さんが探しているのは、おそらく「アートポスター」、特に「ジークレー」という技法で制作されたものでしょう。
ジークレープリントとは?
美術館の展示や写真家の作品制作にも使われる、超高精細なインクジェットプリント技術のこと。一般的なポスター(オフセット印刷)と比べて、色の再現性が非常に高く、紙の風合いも活かせるため、まるで原画のような豊かな表現が可能です。
私たちartgraph.では、このジークレープリント技術と、色褪せに強い「顔料インク」、そして作品の魅力を最大限に引き出す高品質な「ファインアート紙」にこだわっています。だからこそ、「美術館品質」を自信を持ってお客様にお届けできるのです。
安いポスターとの違いは、数年後に明らかになります。長く美しい状態でお部屋を彩ってくれる、そんな価値ある一枚を選んでみませんか?
2. もう迷わない!インテリアに合うアートポスターを見つける3つのステップ
「飾りたいけど、どんな作品を選べばいいかわからない…」ここが一番の悩みどころですよね。ご安心ください。以下の3つのステップで考えれば、あなたのお部屋にぴったりの一枚が必ず見つかります。
Step 1: 「飾る場所」と「サイズ」を決める
まずは、お部屋のどこに飾りたいかを決めましょう。場所によって最適なサイズやテーマが変わってきます。
- リビング: 家族やお客様が集まる中心的な場所。ソファの上などに、空間の主役となるような少し大きめ(A2〜B2サイズ)の作品を一枚飾るのがおすすめです。
- 寝室: 一日の疲れを癒すプライベートな空間。心安らぐ風景画や、優しい色合いの抽象画などを、ベッドの頭上やサイドテーブルに。小さめ(A4〜A3サイズ)を複数飾るのも素敵です。
- 玄関・廊下: お客様を迎える家の顔。明るい気持ちになるような華やかな作品や、お気に入りの一枚で個性を演出しましょう。
- 書斎・ワークスペース: 集中力を高めたい場所には、シンプルな幾何学模様や、落ち着いた色味の作品が向いています。
プロのコツ: 飾る場所を決めたら、壁にマスキングテープなどを貼って、飾りたいポスターのサイズ感をシミュレーションしてみるのがおすすめです。「思ったより小さい/大きい」という失敗を防げますよ!
Step 2: 「お部屋のテイスト」に合わせる
次にお部屋全体の雰囲気(インテリアテイスト)に合わせて、アートのジャンルを絞り込みます。テイストを合わせるだけで、アートが空間にすっと溶け込み、一気におしゃれな印象になります。
- 北欧・ナチュラル系なら: ボタニカル(植物)や風景画、動物モチーフなど、自然を感じさせる優しい雰囲気の作品。
- モダン・シンプル系なら: 幾何学模様やタイポグラフィ、モノクロの写真作品など、シャープで洗練された印象のもの。
- ヴィンテージ・レトロ系なら: アール・ヌーヴォーのポスターや、味わい深い日本画(浮世絵など)も相性抜群です。
- 和モダンなら: 葛飾北斎や歌川広重といった日本画をモダンなフレームで飾ると、空間が引き締まります。

Step 3: 「色」で選ぶ
最後の仕上げは「色」です。アートの中にある色とお部屋の中にある色をリンクさせると、統一感が生まれます。
- アクセントカラーを拾う: クッションやラグ、小物など、お部屋にある「差し色」と同じ色が入ったアートを選ぶと、まとまりが生まれます。
- ベースカラーに合わせる: 壁や家具など、お部屋の大部分を占める色とトーンを合わせたアートを選ぶと、落ち着いた上品な空間になります。
- 好きな色を選ぶ: 難しく考えず、直感で「この色が好き!」で選ぶのももちろんOK!あなたのお気に入りの色が、お部屋の新しいチャームポイントになります。
3. もっとアートを楽しむ!フレームや飾り方で差をつける
お気に入りの一枚を見つけたら、次は「どう飾るか」を考えましょう。飾り方ひとつで、アートポスターの魅力はさらに引き立ちます。
フレーム選びの基本
フレームはアートの「服」のようなもの。作品の印象を大きく左右します。
- 細めのブラック: 定番。どんなアートも引き締め、モダンな印象に。
- ナチュラルな木製: 北欧やナチュラルテイストにぴったり。温かみをプラスします。
- ゴールドやシルバー: クラシックな絵画や、華やかな作品をエレガントに見せてくれます。
ポスターだけじゃない!「アートパネル」という選択肢
「フレームを選ぶのが難しい」「もっと立体感がほしい」という方には、アートパネルやキャンバスがおすすめです。木製のパネルに直接プリントが施されているため、フレームなしでそのまま飾れます。軽くて壁に飾りやすいのも嬉しいポイント。ポスターとは一味違う、本格的な雰囲気を手軽に楽しめます。

4. artgraph.店長がお答え!アートに関するよくあるご質問
お客様からよくいただく質問に、この場でお答えします!
- Q1. ポスターって、どうやって飾るのが正解ですか?
- A1. 目線の高さにアートの中心が来るように飾るのが基本です。立った時に見ることが多い場所なら少し高めに、座って見ることが多い場所なら少し低めに調整するときれいに見えます。壁に穴を開けたくない場合は、ピクチャーレールを使ったり、壁に立てかけて棚や床に置くだけでも、こなれた雰囲気になりますよ。
- Q2. 長く飾っていると、色褪せたりしませんか?
- A2. artgraph.で採用している顔料インクは、一般的な染料インクに比べて耐光性(光による色褪せへの強さ)に優れているため、長く美しい状態を保てます。しかし、どんなアート作品も直射日光は苦手です。なるべく直射日光が当たらない場所に飾っていただくか、UVカット機能のあるアクリル板を使った額縁を選ぶと、より安心です。
- Q3. 正直、安いポスターと何が違うんですか?
- A3. 大きな違いは「再現性」と「保存性」です。私たちは、長年プロ向けの印刷を手掛けてきた経験を活かし、アーティストが意図した色彩や、紙の持つ風合いを忠実に再現できる「ジークレープリント」にこだわっています。近くで見たときの色の深みや繊細な表現力は、一般的なポスターとは全く異なります。お部屋の主役として長く楽しんでいただくための品質、それが私たちのこだわりです。
まとめ:さあ、あなただけのアートを探しに行こう
アートポスターを選ぶことは、難しいルールのあるテストではありません。自分の「好き」という直感を信じて、お部屋のテイストや色と少しだけ相談しながら、宝探しのように楽しむプロセスです。
この記事でご紹介したステップを参考にすれば、きっとあなたの空間をより豊かにしてくれる、運命の一枚に出会えるはずです。
artgraph.では、世界の名画から新進気鋭のアーティスト作品まで、数千点以上のアートをご用意しています。ぜひ、あなたのお気に入りを見つけにきてください。アートのある暮らしを始めるお手伝いができることを、心から楽しみにしています!