約1,000,000種類を超える製品の中からお気に入りを

【初めての方限定!】10%OFFクーポン!

Loading...

ゴッホ『ひまわり』何枚ある?7枚や12枚と言われる理由や作品の特徴を詳しく解説!

ゴッホ『ひまわり』何枚ある?7枚や12枚と言われる理由や作品の特徴を詳しく解説!

この記事について

artgraph. ロゴ

artgraph.

100万点以上のアートインテリア販売サイト

アートの印刷事務所のスタッフであるartgraph.スタッフが独自に情報をまとめて記事を書いています。スタッフの中には作家活動を行う者も多く、勉強の一環としても記事をどんどん書いてゆきます!

最終更新日: 2025-08-29

目次

「ゴッホのひまわり」と聞いて、誰もがその力強い色彩と情熱的な厚塗りの筆致を思い浮かべるでしょう。

しかし、いざ「ゴッホのひまわりは何枚あるの?」と聞かれると、「7枚?」「いや、12枚?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。結論から申し上げますと、一般的に最も有名な「花瓶に生けられたひまわり」の連作(アルル時代)が7枚(うち1枚は焼失)、そしてそれ以前に描かれた「切り花のひまわり」(パリ時代)の4枚などを合わせて、合計で11〜12枚存在すると言われています。

アートをもっと身近に感じてほしい artgraph. が、この記事では、ゴッホ『ひまわり』に関する長年の疑問をすべて解消します。ゴッホがひまわりを描いた理由、正確な枚数、パリ時代とアルル時代の作品の特徴、そして現在鑑賞できる所蔵美術館まで、アート初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたはゴッホ『ひまわり』の奥深さを理解し、ご自身の部屋にも飾りたくなるはずです。

\ お部屋を明るく彩る人気No.1シリーズ /ゴッホ『ひまわり』シリーズを一覧で見る

ゴッホ『ひまわり』は何枚ある?

ゴッホ《ひまわり》(アルル時代3作目・1888年制作(ミュンヘン・ノイエ・ピナコテーク所蔵版))アートポスター
ゴッホ《ひまわり》(アルル時代3作目・1888年制作(ミュンヘン・ノイエ・ピナコテーク所蔵版))

ゴッホ『ひまわり』の正確な枚数については、「7枚説」や「12枚説」など、様々な情報が飛び交っていますが、これには理由があります。ゴッホが「ひまわり」を主役として描いた時期は大きく2つに分けられ、それぞれで数え方が異なるからです。

ここでは、作品の全体像を把握するために、まず枚数の疑問を明確に解消していきましょう。

ゴッホの『ひまわり』は7枚あると言われる理由

「7枚」と言われるのは、一般的に最も有名で、ゴッホが芸術家としての絶頂期に描いたとされる、南仏アルル時代の「花瓶に生けられたひまわり」のシリーズ(計7点)を指します。

この7点のうち、1点は日本の芦屋で空襲により焼失してしまいましたが、残りの6点がロンドンやアムステルダム、東京など世界各地の著名な美術館に所蔵されているため、この7点が最も注目される作品群となっています。

この7枚のひまわりは、花瓶に生けた形で、背景も花も強烈な黄色で彩られており、世間一般でゴッホの『ひまわり』というと、この7作品を指すのが主流です。

ゴッホの『ひまわり』が12枚あると言われる理由

「12枚」と言われるのは、上記のアルル時代の7枚に加えて、ゴッホが弟テオと共に過ごしたパリ時代の「ひまわり」作品(計4点)と、別のスケッチや静物画などを合算した数字であるケースが多いです。

パリ時代の『ひまわり』は、花瓶に生けられていない、切り花や床に置かれた状態の作品が多く、アルル時代の爆発的な明るさとは作風が大きく異なります。これらも含めると、ゴッホが純粋に「ひまわり」をモチーフとした作品は11〜12点前後になると言われています。

ゴッホ『ひまわり』を描いた理由とは?

ゴッホがアルルで『ひまわり』の連作を手がけた主な理由は、敬愛する画家ポール・ゴーギャンとの共同生活のために借りた「黄色い家」の室内装飾のためでした。

彼はゴーギャンを迎えるにあたり、家の壁を明るく飾りたいと考え、特にひまわりをモチーフに選びました。ゴッホにとってひまわりは、太陽、光、そして南フランス(アルル)の象徴であり、友情や感謝の気持ちを表す特別な花だったのです。

彼はゴーギャンに宛てた手紙の中で、「ひまわりで壁一面を飾る計画だ」と意気込みを語っており、短期間に集中して複数の『ひまわり』を描き上げました。この連作は、ゴーギャンを歓迎するための「黄色と青のシンフォニー(交響曲)」の一部となるはずでした。

ポイント:『ひまわり』連作は、ゴーギャンとの共同生活への期待と、南フランスの太陽への憧憬から生まれた、ゴッホの情熱と友情の結晶だったのです。

\ ゴッホの名作を今すぐチェック! /ゴッホ『ひまわり』シリーズを一覧で見る

ゴッホ『ひまわり』パリ時代の4枚の特徴や魅力

ゴッホがパリに滞在していた1887年に描かれた『ひまわり』は、まだ印象派の影響が色濃く、後のアルル時代の作品と比べると、色使いや筆致に明らかな違いが見られます。

全体的に写実的であり、命の終わりに向かう枯れた花の姿に美しさを見出そうとする深い観察眼が光ります。ここでは、代表的なパリ時代の作品を例にご紹介します。

ゴッホパリ時代の『ひまわり①』

フィンセント・ファン・ゴッホがパリ滞在期(1886-1887年)に描いた『ひまわり』は、後の傑作シリーズとは趣が大きく異なります。

パリ時代のひまわりは、花瓶に生けられていない「切り花」がモチーフ。生命の終焉や静物としての観察という側面を捉えようとしたゴッホの探求心が示されています。緑や土色が混ざった落ち着いたトーンが特徴で、派手さはないものの、奥深い静寂を感じさせます。

ゴッホ『パリ時代のひまわり』の作品画像《ひまわり(F375)》1887年のアートポスター
《ひまわり(F375)》1887年|メトロポリタン美術館(アメリカ合衆国、ニューヨーク)

【店長のおすすめ】
紙の質感が活きるポスターなら、ゴッホの繊細な観察眼を間近で楽しめます。厚みのあるパネルなら、落ち着いたトーンがインテリアに重厚な深みを与えてくれます。

▼ 飾ってすぐ「切り花のひまわり(パリ時代)」のある暮らしに『切り花のひまわり(パリ時代)』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、ポストカードスマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『切り花のひまわり(パリ時代)』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホパリ時代の『ひまわり②』

アルル時代の傑作に先立つ重要な初期作品。テーブルの上に置かれた二輪のひまわりは、青みがかった背景の中で静かに描かれています。過渡期のゴッホの苦悩と希望が同居するような、静謐な一枚です。

この絵は、花瓶ではなく、テーブルの上に無造作に置かれた二輪のひまわりを主題としています。色彩はまだ抑制的で、アルル時代の純粋な黄色とは異なり、青みがかった背景の中で、花が静かに描かれています。

フィンセント・ファン・ゴッホの《Two Cut Sunflowers(二輪の切り取られたひまわり)》アートポスター
《二輪の切り取られたひまわり》1887年|ベルン美術館

【店長のおすすめ】
ポスターは、青と黄色の繊細なコントラストをクリアに再現し、デスク周りを知的に彩ります。パネルなら、布の質感が油彩のタッチを際立たせ、空間にアートな抜け感を作ります。

▼ 飾ってすぐ「二輪の切り取られたひまわり」のある暮らしに『二輪の切り取られたひまわり』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、ポストカードスマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『二輪の切り取られたひまわり』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホパリ時代の『ひまわり③』

こちらもゴッホがパリ滞在中に描いた初期の「ひまわり」作品の一つです。

ゴッホが生命のサイクルというテーマを模索していたパリ時代の作品。後の「爆発的な黄色」へと向かう前の、内省的で丁寧な筆致が心に響く、通好みのひまわりです。

フィンセント・ファン・ゴッホの《Two Cut Sunflowers(二輪の切り取られたひまわり)》アートポスター
《二輪の切り取られたひまわり》1887年|ヴァン・ゴッホ美術館

【店長のおすすめ】
ポスターなら額縁選びでモダンにもクラシックにも印象を変えられます。パネルなら額縁なしで「壁に直接描いたような」軽やかなディスプレイが叶います。

▼ 飾ってすぐ「二輪の切り取られたひまわり」のある暮らしに『二輪の切り取られたひまわり』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、ポストカードスマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『二輪の切り取られたひまわり』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホパリ時代の『ひまわり④』

ゴッホがパリ時代の1887年頃に制作した《Four Withered Sunflowers》は、彼の初期の「ひまわり」作品群の中でも特に異彩を放ちます。

この作品は、切り取られ、種をつけ、すでに枯れ始めているひまわり四本を描いています。アルル時代の生命力あふれる満開のひまわりとは対照的で、ゴッホが生命のサイクルや死といったテーマに関心を寄せていたことを示唆しています。背景は暗く、写実的な表現が強いのが特徴です。

フィンセント・ファン・ゴッホの《枯れたひまわり四本》1887年|クレラー・ミュラー美術館
《枯れたひまわり四本》1887年|クレラー・ミュラー美術館

【店長のおすすめ】
ポスターなら暗色の背景が引き締まり、格好いい男前インテリアにもマッチ。パネルならキャンバスの凹凸が枯れた花の質感をリアルに伝え、アンティークな雰囲気を演出します。

▼ 飾ってすぐ「枯れたひまわり四本」のある暮らしに『枯れたひまわり四本』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、ポストカードスマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『枯れたひまわり四本』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホ『ひまわり』アルル時代の7枚の特徴や魅力

ゴッホが最も有名な『ひまわり』シリーズを描いたのは、1888年から1889年にかけての南仏アルル時代です。この時代に描かれた「花瓶に生けられたひまわり」の7枚こそが、世界中の誰もが知る彼の代名詞となりました。

特に有名なのは、ロンドン・ナショナル・ギャラリーや東京のSOMPO美術館(旧・損保ジャパン日本興亜美術館)に所蔵されている作品です。それぞれの本数や背景色に注目すると、より深く作品を楽しめます。

ゴッホ『ひまわり』1作目

アルル時代にゴッホが初めて描いた花瓶のひまわりです。後の作品が12本や15本で構成されるのに対し、本作はたった3本のひまわりが活けられているのが最大の特徴です。

鮮やかな水色の背景は、共同生活を計画したゴーギャンのために用意した「黄色い家」の壁紙の色を反映しており、ひまわりの黄色と強いコントラストを生み出し、圧倒的な生命力を表現しています。

アルル時代のひまわりの作品画像(3本のひまわり)1888年|個人蔵アートポスター
ゴッホ《ひまわり》(アルル時代1作目・1888年8月制作/個人蔵)

【店長のおすすめ】
ポスターなら水色の発色が鮮やかに再現され、空間がパッと明るくなります。パネルなら木枠の厚みが作品に立体感を与え、お部屋の主役として際立ちます。

▼ 飾ってすぐ「ひまわり(3本・アルル1作目)」のある暮らしに『ひまわり(3本・アルル1作目)』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、スマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『ひまわり(3本・アルル1作目)』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホ『ひまわり』2作目

ゴッホ《芦屋のひまわり》(アルル時代2作目・1888年制作/日本で焼失)アートポスター
ゴッホ《芦屋のひまわり》(アルル時代2作目・1888年制作/日本で焼失)画像出典: Wikimedia Commons (Public Domain)

アルル時代の「ひまわり」の2作目(通称「芦屋のひまわり」)は、残念ながら1945年の空襲で焼失してしまった作品です。日本の実業家が所有していましたが、戦火に巻き込まれてしまいました。

他の作品と異なる点としては、花瓶から外に2本が垂れ下がるように描かれており、合計5本のひまわりが配置されていました。背景には濃い青色(ロイヤルブルー)が使われ、ひまわりの黄色との対比が際立っています。1作目の3本に比べ本数が増え、枯れ始めた花も描かれるなど、前作よりも暗く、静かな雰囲気を持っていたとされています。

ゴッホ『ひまわり』3作目

ゴッホが1888年8月に描いた「ひまわり」の3作目(ミュンヘン・ノイエ・ピナコテーク所蔵版)は、後の連作の原型となった傑作です。

最大の特徴は、12本のひまわりが花瓶いっぱいに活けられ、生命力が溢れている点です。それまでの作品と異なり、ひまわりの黄色が際立つよう、背景も明るい青緑(ターコイズブルー)が採用され、ひまわりの様々な色や表情が強調されています。ゴッホらしい大胆な筆致と相まって、画面全体が光り輝くような印象を与えます。

ゴッホ《ひまわり》(アルル時代3作目・1888年制作(ミュンヘン・ノイエ・ピナコテーク所蔵版))アートポスター
ゴッホ《ひまわり》(アルル時代3作目・1888年制作(ミュンヘン・ノイエ・ピナコテーク所蔵版))

【店長のおすすめ】
ポスターは緻密なタッチを隅々まで楽しめ、書斎などに最適。パネルは油彩らしい力強さが伝わり、リビングをギャラリーのような空間に変えてくれます。

▼ 飾ってすぐ「ひまわり(12本・ミュンヘン版)」のある暮らしに『ひまわり(12本・ミュンヘン版)』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、スマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『ひまわり(12本・ミュンヘン版)』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホ『ひまわり』4作目

ゴッホが1889年1月に描いた、アルル時代の「ひまわり」の決定版です(ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵)。

この作品の大きな特徴は、花瓶に活けられたひまわりの数が15本と、過去最多である点です。全体が黄色一色で、背景と花瓶、ひまわりが溶け合うように描かれ、ゴッホが追い求めた「黄色のシンフォニー」が完成されています。厚塗りの力強い筆致が、ひまわりの燃えるようなエネルギーを画面いっぱいに伝えています。

フィンセント・ファン・ゴッホ作『ひまわり4作目』(ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵)アートポスター
ゴッホ『ひまわり4作目』(1888年8月、ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵) / 画像出典: Wikimedia Commons (Public Domain)

【店長のおすすめ】
ポスターなら、ゴッホの筆致の勢いを鮮明に感じ、毎日パワーをもらえます。パネルなら、キャンバス生地が絵画の重厚感を演出し、本物の名画のような品格を醸し出します。

▼ 飾ってすぐ「ひまわり(15本・ロンドン版)」のある暮らしに『ひまわり(15本・ロンドン版)』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、ポストカードスマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『ひまわり(15本・ロンドン版)』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホ『ひまわり』5作目

フィンセント・ファン・ゴッホ『花瓶に挿された十五輪の向日葵』(1889年1月、SOMPO美術館所蔵) / 画像出典: Wikimedia Commons (Public Domain)
ゴッホ『花瓶に挿された十五輪の向日葵』ひまわり5作目(1889年1月、SOMPO美術館所蔵) / 画像出典: Wikimedia Commons (Public Domain)

日本で唯一常設展示されているゴッホの『ひまわり』です。

1987年に当時の安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン)が約53億円(当時のレート)で購入し、大きな話題となりました。現在も東京・新宿のSOMPO美術館で誰でも鑑賞することができます。

構図はロンドン版と非常によく似ていますが、こちらはロンドン版を元にゴッホ自身が後から描いた「繰り返し(レプリカ)」とされています。背景の黄色がわずかに異なり、筆致にも微妙な違いが見られます。

ゴッホ『ひまわり』6作目

ゴッホ『花瓶に挿された十五輪の向日葵』ひまわり6作目(1889年、ヴァン・ゴッホ美術館(オランダ、アムステルダム))アートポスター
ゴッホ『花瓶に挿された十五輪の向日葵』ひまわり6作目(1889年、ヴァン・ゴッホ美術館(オランダ、アムステルダム)) / 画像出典: Wikimedia Commons (Public Domain)

ゴッホのアルル時代の「ひまわり」の6作目(ファン・ゴッホ美術館所蔵)です。

この作品は、ロンドン版(4作目)をゴッホ自身が忠実に模写(繰り返し)した、後期の連作の一つです。

他の作品と比べて特異なのは、ゴッホが完成後、キャンバスの上部に木片を継ぎ足して構図を修正している点です。本数は同じ15本ですが、ロンドン版よりもさらに絵の具の厚みと鮮やかさが増しており、ゴッホが追及した「黄色のシンフォニー」が完成した姿を見せています。非常に絵の具がもろくなっており、現在は貸し出しが禁じられるほど損傷が進んでいますが、その貴重さが際立っています。

▼ 飾ってすぐ「ひまわり(15本・アムステルダム版)」のある暮らしに『ひまわり(15本・アムステルダム版)』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、ポストカードスマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『ひまわり(15本・アムステルダム版)』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホ『ひまわり』7作目

この作品は、アルル時代にゴッホ自身が描いたレプリカ(繰り返し)の連作のうちの1枚です。正式には《花瓶のひまわり》と呼ばれ、フィラデルフィア美術館が所蔵しています。

他の作品と異なる特徴は、背景が水色に近い薄いエメラルドグリーンである点です。ひまわりの本数は12本で、ミュンヘン版(3作目)を模写したものとされています。ゴッホは、同じモチーフを何度も描くことで、色彩や筆致を探求し続けました。

3枚目と比較すると、花瓶の枠やひまわりの種の部分の赤みがより濃くなり、花のディテールも変化しているのがわかります。

ゴッホ《花瓶のひまわり》(アルル時代7作目・1889年制作(フィラデルフィア美術館所蔵版))
ゴッホ《花瓶のひまわり》(アルル時代7作目・1889年制作(フィラデルフィア美術館所蔵版))

【店長のおすすめ】
ポスターは絶妙な背景の色味を美しく再現し、空間に清潔感を与えます。パネルなら、優しい色彩がインテリアに馴染みつつ、本物の「絵」がある贅沢を叶えてくれます。

▼ 飾ってすぐ「花瓶のひまわり(フィラデルフィア版)」のある暮らしに『花瓶のひまわり(フィラデルフィア版)』アートポスターを見る
▼ 油彩の質感をそのままにキャンバス(アートパネル)を見る

大きく飾るほかにも、スマホケースメモなど、毎日そばに置けるアイテムでも『花瓶のひまわり(フィラデルフィア版)』を楽しめます。商品ページでは「お部屋に試し置き」で、飾ったときの大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

ゴッホのひまわりは何がすごい?

単にひまわりを描いた静物画の作品は他にもありますが、なぜゴッホの『ひまわり』だけが世界的に有名で、人々の心を惹きつけるのでしょうか。

ゴッホの『ひまわり』の魅力は、絵具の塗り方(インパスト技法)に隠されています。

彼が描いたひまわりは、まるで太陽のエネルギーをギュッと閉じ込めたように、黄色が眩しいほど鮮烈です。その秘密は、チューブから直接絞り出したかのように絵具を厚く盛り上げた「力強い筆の跡」にあります。絵の表面がデコボコしていることで、光の当たり方によって表情を変え、ひまわりが本当に生きているような立体感と迫力が生まれています。

実際の印刷現場の経験をお話しすると、ゴッホ『ひまわり』のようなインパスト(厚塗り技法)による強烈な「絵の具の厚み」や立体感は、高精細なジークレープリントであっても物理的な平面化は避けられません。色彩の再現は非常に高水準で行えますが、原画のテクスチャそのものまでは完全再現できないため、厳密な評価をされる美術愛好家のお客様には、事前にその旨をご案内し、ご納得いただいた上でご注文いただくようお願いしております。

ゴッホは単に花を描いただけではなく、自身の熱い気持ちや、生きる喜び、孤独と希望を色と筆の動きで爆発させたからこそ、魂の傑作として歴史に名を刻んでいるのです。

ゴッホ『ひまわり』パリ時代とアルル時代の違い

ゴッホの凄さは、時期によって進化する「感情表現」と「色彩の革新性」にあります。

アルル時代の『ひまわり』は、黄色という単一の色を、レモンイエローからオレンジ、茶褐色へと驚くほど豊かに使い分け、ゴッホの心の内の情熱と苦悩を見事に表現している点が、他の追随を許さない最大の魅力と言えます。

\ アート初心者でも安心セレクト /ゴッホ『ひまわり』シリーズを一覧で見る

ゴッホにとって『ひまわり』が意味するもの

ゴッホにとって『ひまわり』は単なる花の絵ではなく、生涯を通じて特別な意味を持つモチーフでした。

「黄色」への特別な思い

ゴッホは黄色という色に特別な価値を見出していました。彼にとって黄色は、太陽の光、生命力、希望、そして彼が憧れた南フランス(アルル)の暖かさを象徴する色でした。『ひまわり』の連作は、まさにその「黄色」を極限まで追求した作品群と言えます。彼は絵の具の科学的な進歩(クロムイエローの登場)も味方につけ、様々なトーンの黄色を使い分け、ひまわりの持つエネルギッシュな生命力をカンヴァスに定着させようとしました。

ゴーギャンとの共同生活への期待

前述の通り、『ひまわり』はゴーギャンとの共同生活を夢見て「黄色い家」の客室を飾るために描かれました。ひまわりは、ゴーギャンを歓迎し、共に芸術家たちのユートピアを築くことへの熱い期待と友情の象徴でした。しかし、残念ながら二人の性格の不一致から、共同生活はわずか2ヶ月で破綻し、あの有名な「耳切り事件」へと繋がります。その後のゴッホの悲劇的な人生を考えると、『ひまわり』に込められた純粋な希望の輝きは、より一層切なく、観る者の心に深く響くのです。

画家としての自己表現

『ひまわり』には、ゴッホ独自の画風が完全に確立されていることが見て取れます。絵の具を厚く塗り重ねる「インパスト」技法による力強い筆致、大胆な色彩表現、そして対象の内面にある生命力まで描き出そうとする情熱的なアプローチは、ポスト印象派の画家としてのゴッホの特徴を最もよく表しています。彼にとってひまわりを描くことは、自身の魂の叫びを表現することそのものでした。

ゴッホ『ひまわり』どこで見れる?

ゴッホ『ひまわり』の主な所蔵美術館をまとめてご紹介します。実際に本物の作品を見に行かれる際の参考にしてください。

日本でゴッホ『ひまわり』が見られる場所

日本国内でゴッホ『ひまわり』の原画を見ることができるのは、SOMPO美術館(東京・新宿)です。この作品はアルル時代に描かれた「15本のひまわり(5作目)」のうちの一点で、アジアで唯一鑑賞できるひまわりとして非常に貴重な存在です。常設展示されているため、いつでもゴッホの息遣いを感じることができます。

世界の主なゴッホ『ひまわり』所蔵館

世界に所蔵されているアルル時代の『ひまわり』の主要な所蔵館は以下の通りです。

  • ナショナル・ギャラリー(イギリス・ロンドン):15本のひまわり(4作目・黄色背景)
  • ヴァン・ゴッホ美術館(オランダ・アムステルダム):15本のひまわり(6作目・黄色背景)
  • ノイエ・ピナコテーク(ドイツ・ミュンヘン):12本のひまわり(3作目・青緑背景)
  • フィラデルフィア美術館(アメリカ・フィラデルフィア):12本のひまわり(7作目・エメラルドグリーン背景)

いま、ゴッホの『ひまわり』を「観る」なら ― 約20年ぶりの大ゴッホ展

上野の森美術館で開催中の「大ゴッホ展」では、約20年ぶりにまとまったゴッホ作品が来日し、本物の筆致を間近で観られる貴重な機会となっています(会期は2026年8月12日まで)。厚塗り(インパスト)が生み出す『ひまわり』の立体感や、黄色のグラデーションは、実物ならではの迫力です。

展示で心を動かされたら、その余韻をそのままお部屋へ。アートポスターやアートパネルなら、お気に入りの一枚を毎日の風景にできます。各商品ページの「お部屋に試し置き」を使えば、お手持ちのスマホで実際の壁に飾った大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

▼ 展示の余韻をお部屋でもゴッホ『ひまわり』シリーズを一覧で見る

飾る『ひまわり』とサイズで迷ったら

同じ『ひまわり』でも、飾る場所や予算に合わせて選べます。大きく主役にするならアートポスターキャンバス(アートパネル)、まずは気軽に楽しむならポストカードスマホケースメモ。各商品ページの「お部屋に試し置き」を使えば、お手持ちのスマホで実際の壁に飾った大きさや雰囲気をその場で確かめられます。

『ひまわり(12本・ミュンヘン版)』

『ひまわり(3本・アルル1作目)』

『花瓶のひまわり(フィラデルフィア版)』

ご紹介した以外の『ひまわり』も含めて、ゴッホ『ひまわり』シリーズの一覧からお選びいただけます。ほかの代表作もあわせて見たい方は、フィンセント・ファン・ゴッホの作品コレクションもどうぞ。

For Art Lovers

ゴッホの太陽を、あなたの部屋の壁に。

届いてすぐ飾れる美術館クオリティのプリントで、お気に入りの一枚を毎日の風景に。
初回会員登録で10%OFF の特別優待をご用意しました。

あなただけの『ひまわり』を見つける

ゴッホ『ひまわり』をご自宅で楽しもう!

今回は、ゴッホ『ひまわり』の作品の枚数にまつわる謎から、パリ時代とアルル時代の特徴、そして所蔵美術館まで詳しく紹介しました。

ゴッホ『ひまわり』の持つ力強いエネルギーは、見る人に活力と希望を与えてくれます。しかし、有名なゴッホ『ひまわり』の原画は現在、世界の限られた美術館に所蔵されており、なかなか実物を並べて見る機会がありません。

ですが、ご安心ください。高品質なアートポスターやアートパネル(アートキャンバス)を活用すれば、その感動を自宅で毎日楽しむことができます。

実際に弊社の顧客データや販売実績からも、美術愛好家のお客様がご家庭のリビングや寝室のメインアートとしてゴッホの『ひまわり』を選ばれるケースが多数あります。サイズとしてはA3からA2サイズが主流で、シンプルな額装と合わせて5,000円〜15,000円ほどのレンジで大変ご好評いただいております。ゴッホ『ひまわり』シリーズには、アートポスターのほかキャンバス(アートパネル)もご用意しています。商品のタイプ別に最適なご提案をしておりますので、ぜひお客様の空間に合った一枚を見つけてみてください。

artgraph.では、ゴッホ『ひまわり』の持つ色彩の魅力を最大限に再現した高品質なアート作品をご用意しています。あなたの日常に、ゴッホの太陽のようなエネルギーを取り入れてみませんか?

\ 全ラインナップを一気見! /ゴッホ『ひまわり』シリーズを一覧で見る
\ ゴッホ作品をまとめて探せる / ゴッホコレクション一覧へ

ゴッホ『ひまわり』に関するよくある質問

Q1. ゴッホのひまわりで一番有名なのはどれですか?

一般的に最も有名なのは、アルル時代に描かれた背景も花もすべてが黄色い「15本のひまわり」です。特にロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵のもの(4作目)と、それを元にゴッホ自身が描いたヴァン・ゴッホ美術館所蔵のもの(6作目)が世界的に広く知られています。

Q2. ゴッホのひまわりは日本で見られますか?

はい、見ることができます。東京・新宿にあるSOMPO美術館(旧・損保ジャパン日本興亜美術館)に、アルル時代の「15本のひまわり(5作目)」が常設展示されています。アジアで唯一鑑賞できるゴッホのひまわりとして非常に有名です。

Q3. 芦屋のひまわりはどうして焼失したのですか?

「芦屋のひまわり」と呼ばれるアルル時代の2作目(5本のひまわり)は、日本の実業家・山本顧彌太氏が購入し所有していましたが、1945年(昭和20年)の第二次世界大戦における阪神大空襲の戦火に巻き込まれ、残念ながら焼失してしまいました。

Q4. なぜゴッホはひまわりばかり描いたのですか?

ゴッホにとってひまわりは、南仏の明るい太陽や生命力、そして希望の象徴でした。特にアルル時代のひまわりは、尊敬する画家ポール・ゴーギャンとの共同生活を歓迎するために、「黄色い家」の客室を飾る目的で集中的に描かれました。

Q5. アルル時代とパリ時代のひまわりの違いは何ですか?

パリ時代のひまわりは、切り花や床に置かれた状態のものが多く、色彩も落ち着いており、命の終わりや静物としての観察に重きが置かれています。一方、アルル時代のひまわりは花瓶に生けられ、強烈な黄色と極端な厚塗り(インパスト技法)を用いて、圧倒的な生命力と希望を表現している点が大きな違いです。

この記事を書いた人

artgraph. ロゴ

artgraph.

100万点以上のアートインテリア販売サイト

アートの印刷事務所のスタッフであるartgraph.スタッフが独自に情報をまとめて記事を書いています。スタッフの中には作家活動を行う者も多く、勉強の一環としても記事をどんどん書いてゆきます!

最終更新日: 2025-08-29