約1,000,000種類を超える製品の中からお気に入りを

【初めての方限定!】10%OFFクーポン!

Loading...

【完全ガイド】ジャパンディインテリアの作り方|リビングや寝室をおしゃれに整える7つのコツ

【完全ガイド】ジャパンディインテリアの作り方|リビングや寝室をおしゃれに整える7つのコツ

目次

この記事について

artgraph. ロゴ

artgraph.

100万点以上のアートインテリア販売サイト

アートの印刷事務所のスタッフであるartgraph.スタッフが独自に情報をまとめて記事を書いています。 スタッフの中には作家活動を行う者も多く、勉強の一環としても記事をどんどん書いてゆきます!

【完全ガイド】ジャパンディインテリアの作り方|リビングや寝室をおしゃれに整える7つのコツ

「ジャパンディというスタイルは理解したけれど、実際に自分の部屋でどうやって実現すればいいんだろう?」

こんにちは。artgraph.jp店長の松邑です。「アートをもっと身近に」をコンセプトに、皆様の暮らしが豊かになるような一枚をご提案しています。

ジャパンディの魅力に惹かれ、いざ自分の家に取り入れようとすると、どこから手をつければ良いか迷ってしまう、というお声をよく耳にします。シンプルだからこそ奥が深いのが、このスタイルの面白いところです。この記事では、そんなあなたのための具体的な実践ガイドとして、ジャパンディインテリアを叶えるための7つのステップと、リビングや寝室といったお部屋別のコツを詳しく解説していきます。

はじめに:ジャパンディインテリアの「心」をもう一度

実践に入る前に、ジャパンディの根底にある考え方を簡単におさらいしましょう。それは、日本の「侘び寂び(Wabi-sabi)」—不完全さや質素さの中にある美—と、北欧の「ヒュッゲ(Hygge)」—心地よい時間や空間—の精神的な融合です。

これからご紹介するステップは、単なるテクニックではありません。この「心」を大切にしながら、あなただけの心地よい空間を育てるためのヒントとして読み進めてみてくださいね。(より詳しくはこちらの入門記事もご覧ください)

ジャパンディインテリアを叶える7つの実践ステップ

さあ、ここからが本番です。以下の7つのステップを順番に試すことで、誰でもジャパンディらしい空間を作ることができます。

ステップ1: 空間の「余白」をデザインする

ジャパンディ作りは「足し算」ではなく「引き算」から始まります。まずは部屋を見渡し、本当に必要でないもの、心がときめかないものを手放しましょう。がらんとして寂しいくらいが理想のスタート地点です。この意図的に作られた「余白」こそが、後のステップで加える家具やアートの美しさを最大限に引き立ててくれます。

ステップ2: 色彩計画 - 心地よいアースカラーで統一する

空間の配色は、アイボリー、ベージュ、ライトグレーといったニュートラルカラーを基本(70%)とします。そこに、メインとなる家具などで少し濃いアースカラー(25%)を加え、最後にアクセントとして黒や濃いグリーン(5%)を少量使うと、空間が引き締まります。

ステップ3: 主役の家具を選ぶ - 機能美と自然素材

家具は、直線的で華美な装飾のない、機能性を重視したデザインを選びましょう。素材は、オークやアッシュのような明るい木材(北欧)と、ウォールナットや竹(日本)などを組み合わせるのがおすすめです。ソファや椅子は、床が見える脚付きのデザインで、背が低いものを選ぶと、空間の「余白」が強調され、部屋が広く見えます。

木製家具とアースカラーで統一されたジャパンディスタイルのリビング
機能的で美しい家具と、余白を活かした空間作り

ステップ4: 光を操る - 自然光と間接照明の調和

日中はレースカーテンや和紙調のブラインドで、柔らかい自然光を室内に取り込みます。夜は、天井のメイン照明だけでなく、フロアランプやテーブルランプといった間接照明を活用しましょう。温かみのある光が複数あることで、空間に陰影が生まれ、リラックスできる「ヒュッゲ」な雰囲気を演出できます。

ステップ5: 素材感で深みを出す - テクスチャの組み合わせ

シンプルな空間に表情を与えるのが、素材感(テクスチャ)です。リネンやコットンのクッション、ウールのラグ、手仕事の跡が残る陶器の花瓶などを組み合わせましょう。視覚だけでなく、触覚にも訴えかけることで、空間の心地よさが格段にアップします。

ステップ6: グリーンを取り入れる - 生命感をプラスする観葉植物

静かなジャパンディの空間に、生命の息吹を与えてくれるのが観葉植物です。葉の形が美しいものや、枝ぶりが個性的なものを厳選して配置しましょう。飾りすぎず、シンボルツリーのように一つだけ置くのも潔くて素敵です。


ステップ7: 壁を飾る - 空間を完成させるアートの一枚

すべての要素が整ったら、最後の仕上げはアートです。余白のある壁に、あなたのお気に入りの一枚を飾りましょう。それは、空間のフォーカルポイント(視線が集中する場所)となり、あなたの個性を表現する最も重要な要素となります。どんなアートを選べば良いか迷ったら、手軽なアートポスターから試してみるのがおすすめです。

ポイント:アートを選ぶ際は、作品の中にも「余白」があるものを選ぶと、ジャパンディの静かな雰囲気を壊さず、すっきりと馴染みます。

【部屋別】コーディネートのヒント:リビングと寝室

基本的なステップを踏まえた上で、お部屋ごとの応用編をご紹介します。

リビング:家族が集う、温かみのある空間に

リビングは、くつろぎの中心です。肌触りの良いラグを敷き、ソファには異素材のクッションを複数置いて、いつでもリラックスできる場所を作りましょう。壁には、少し大きめのアートパネルを飾ると、空間の主役となり会話のきっかけにもなります。

寝室:一日の疲れを癒す、静寂な空間に

寝室は、最もプライベートで安らぎを求める場所。色数を極力抑え、心を落ち着かせる静かな風景画や、ミニマルな抽象画などを飾るのがおすすめです。照明は暖色系で照度を落とし、眠りを妨げないように配慮しましょう。

葛飾北斎「神奈川沖浪裏」- 大胆な余白とアースカラーが寝室に静けさをもたらす

まとめ:自分だけのジャパンディ空間で、豊かな毎日を

ジャパンディインテリアの作り方を、7つの実践ステップと部屋別のヒントでご紹介しました。大切なのは、ルールに縛られすぎず、あなた自身が「心地よい」と感じるバランスを見つけることです。

一つひとつのモノを丁寧に選び、余白を味わい、アートと共に暮らす。そんなジャパンディの思想を取り入れることで、あなたの毎日はきっともっと豊かになるはずです。artgraph.jpが、そのお手伝いができれば幸いです。

ジャパンディに合うアートを探す

この記事を書いた人

artgraph. ロゴ

artgraph.

100万点以上のアートインテリア販売サイト

アートの印刷事務所のスタッフであるartgraph.スタッフが独自に情報をまとめて記事を書いています。 スタッフの中には作家活動を行う者も多く、勉強の一環としても記事をどんどん書いてゆきます!